徳山大学は1971年、当時の徳山市長と市議会の要請を受けて開学。公設民営型大学の先駆けとして、地域における産学官連携の重要な役割を担いながら、去る2011年4月に創立40周年を迎えました。
30周年から40周年までの10年間には、福祉情報学部の開設、現代経済学科・ビジネス戦略学科への学科名称変更、それに伴う「スポーツマネジメント」や「知財開発」などユニークなコースの設置、経済学部としては全国初の教職課程「保健体育」の設置、EQ教育プログラムの導入とキャリア教育の充実、キャンパスのサイバー化など、特色あるカリキュラムの構築と教育システムの整備を進めてきました。
そして今、徳山大学は、創立50周年に向けて"地域に輝く大学"としての地位を確固たるものとすべく、新たな歩みを進めています。これまでの改革の結実である「特色ある教育カリキュラム」や本学が有するさまざまな知的資源を活かして、地域を支える人材の育成、地域産業の振興、市民生活や地域活動への貢献など、地域課題の解決のために「地域との連携」をさらに深め、地域再生の拠点となる大学づくりに全力を注いでいきます。
50周年に向けた徳山大学の新たなチャレンジに、ぜひご期待ください。
徳山大学学長 髙田 隆