トピック

2019/08/07

第16回『弘兼憲史・徳山大学高校生マンガ・イラストコンテスト』入賞作品および講評ご紹介

 第16回『弘兼憲史・徳山大学高校生マンガ・イラストコンテスト』にたくさんのご応募をいただきありがとうございました。

 今回のテーマは「思い出」で、マンガ部門9作品、イラスト部門70作品の計79作品の力作をいただきました。

 入賞作品と、審査員なかはらかぜ教授による講評をご紹介いたします。

 次年度の募集は2月中旬から行う予定です。高校生の皆様の力作をお待ちしています。

 なお、8月10日(土)開催のオープンキャンパスで、山口県在住漫画家による「マンガ・イラスト作品講評会」を行います。マンガ、イラストがうまくなりたい高校生、将来の仕事にしたいと思っている高校生の皆様、ぜひご参加ください。

 オープンキャンパスの詳細・お申込みは こちら

入賞作品(敬称略)


優秀作品賞

『今日の発見は明日の思い出』

広島県立尾道東高等学校2年

杉原 穂乃花

たいへん世界観のある作品です。自分の頭の中にある風景や場面を、一枚の絵に表現することは難しいものですが、このように見事なレイアウトに仕上げてあると、現実の風景のように「思い出」を共有できますね。登場人物ひとりひとりに動きがあり、それが生活感につながっています。それは時間の流れの中でくりかえされる毎日の物語の、その断片を垣間見るような楽しさがあります。「思い出」というテーマは入りやすくはありますが、実はそれだけに、見せ方の工夫が重要です。この作品は少し上から俯瞰気味に見せることでパースを表現してあり、独得の「思い出」の世界を創りだしています。


弘兼憲史特別賞

『ママのDVD』

福岡県立北九州高等学校2年

犬塚 昇

漫画作品の中では、審査員全員がわくわくしながら読むことが出来た、ショートホラー風の作品です。まさに手描き感覚満載、アナログテイストの迫力を前面に出した作品です。誰もがデジタル使いになり、そつなくそれなりに見栄えの良い漫画作品が描ける時代になったその中で、実に光り輝いていた作品です。伝えたいことが頭の中から指先へ、そしてペンを通して原稿用紙へ。そうやって生まれた説得力のある作品です。ずんずんと迫ってくる「思い出」に関わる謎解きに、エンドの瞬間まで目が離せません!


YAB特別奨励賞

『阿形付喪神之助日記』

福岡県立嘉穂高等学校2年

西田 奈央

漫画作品ではありますが、個性的なテイストを持った作品です。狛犬やツクモガミなどが和の世界を案内し、歴史や風習をも学ぶことが出来ます。様式的なイラストレーションの雰囲気もあり、漫画的な部分もあり、ある意味で新しい映像作品を見るような新鮮な感覚がありました。まさにYAB特別賞にふさわしい作品です。そのような丁寧な描写でありながら、形式にとらわれない表現も、このお話の内容に合っており、全体的にバランスよい仕上がりになっていると感じました。


なかはらかぜ賞

『私しか知らない』

山口県立下松高等学校3年

松浦 芽依

今回のファンタジーを感じさせる作品としては抜きんでたクオリティがあります。小学生の頃は絵本や児童文学に登場する世界に憧れました。今の子どもたちはアニメやゲームの世界ということになるのでしょうか。その間は自分の時間、自分の空間の中で遊ぶことが出来たものです。自然が好きな女の子が、子どもの頃に描いた、自分の部屋や自分の家なのでしょうか。素敵な物語が生まれてきそうな、しっかとした表現力を感じます。細かいとこまで作りこまれた画面や、重ねて塗られた色彩も効果的に見る人を優しく包み込みます。


審査員奨励賞

『春夏秋冬』

山口県立防府高等学校佐波分校3年

橋本 哲弥

イラストレーションであり、デザイン的でもある作品です。四季の思い出を見事なラインによる画面構成と、色彩構成とで表現してあります。コピックを使って細かく塗り分けられている技術も丁寧ですが、四季を色だけでも想像できるカラーバランスもよく考えられています。現実の「思い出」にとらわれることなく、自分の創りだしたキャラクターに託して幻想的に表現してあります。ポスターや商品のイラストにも利用できる、注目度の高い作品でもあります。


佳作

『思い出す』

岡山県立津山工業高等学校3年

今井 優花

スクラッチで擦って剥がすと、懐かしい思い出が現れたような作品です。それは、バッグやお菓子の箱や、引き出しの中や、そこかしこにタイムカプセルのように埋まっているものなのですね。それは引越の時に偶然、または大掃除の時に思わず、邂逅するものなのでしょう。シンプルな表現と押さえた色彩で上手く表現されています。


佳作

『川に落っこちた』

岡山県立勝山高等学校3年

入澤 日奈子

実体験なのでしょうか? 川に落ちることはたいへんな出来事ではありますが、それをイラストで表現するとこうなるんだと納得させられました。普通、横からのアングルで落ちる表現をよくするのですが。平面的に構成されているところに面白さを感じました。自転車もカバンも、自分も、デザイン的に配置されていてセンスの良さが見える作品です。


佳作

『思い出に浸る』

福岡県・真颯館高等学校3年

遠藤 早姫

かわいい作品です。「思い出に浸る」という表現を、実際に水に浸っているように表現した作品です。アルバムや写真からしみ出てきた思い出という液体に、どんどん沈んでいく表現が上手に描かれていると思います。難しい水面の表現や、水中に揺らぐ髪など丁寧に表現されています。


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