入試情報

2018/08/10

第15回弘兼憲史・徳山大学高校生マンガ・イラストコンテストの授賞式を開催しました。

 本年度で第15回を迎えた『弘兼憲史・徳山大学高校生マンガ・イラストコンテスト』の授賞式を、7月15日(日)に本学知財館にて開催しました。

 今回のテーマは、「未来」で、マンガ部門12作品、イラスト74作品の応募がありました。

 例年にもまして、力作が多く、選考委員である4名(本学客員教授で漫画家の弘兼憲史先生、本学教授なかはらかぜ、日高晋作、原田一記)は深慮熟考の末、下記のとおり受賞作品及び受賞者を決定しました。

 応募いただいた高校生のみなさんありがとうございました。

 「入選作品」・「本学教授なかはらかぜによる講評」は下記のとおりです。(敬称略)

  

  

  

優秀作品賞.jpg優秀作品賞 石原 響彩 「未来でも変わらないものがある」

個性的な作画で目をひく絵柄でもあります。今回、未来をどう捉えるか難しいテーマとなりましたが、一元的に管理された未来社会で生きる意味を問うときに、愛がキーワードとなることを示した作品です。それは実はありがちな展開なのですが、絵柄と描き慣れた画力によるクォリティの高さが、読み応えのある作品にしたのではないかと評価しました。強調したいメッセージのラストページのみカラーにする、映画で言うとパートカラー的な演出効果も評価されました。





弘兼憲史特別賞.jpg弘兼憲史特別賞  石川 侑花 「未来少女ミライちゃん」

未来から子孫がやってくるお話もありきたりですが、この作品はどこかペーソスを感じさせてくれて、ポップな展開が楽しめました。絵柄の中間色を使ったカラーマネージメントもさることながら、このドタバタ感を2ページに集約した力業も素晴らしいです。キャラクターのとぼけた感じが良いですね、今も未来も血統(キャラ)は変わらないのですね。





yab特別奨励賞.jpgyab特別奨励賞 河村 仁哉 「近未来」

美しい作品です。ただイラストボードに水彩で描かれただけの女性のキャラクターですが、淡いタッチや色彩が、どこか哀しげな雰囲気を漂わせている表情に効果的です。一枚の未来の肖像画を見るようです。未来の「モナリザ」です。彼女は幸せなのでしょうか?





なかはらかぜ賞.jpgなかはらかぜ賞 加藤 歩美 「僕らの未来」

たいへん物語性のある読み物として成立しています。漫画はストーリーが重要ですが、まさにお手本のような作品と感じました。ファンタジーでありながらリアリティも感じさせる展開は、作者のやさしい心をそのまま反映しているかのようです。少女漫画のような絵柄も内容を後押ししているでしょう。まだ完成度は高くありません。若いのでもっと勉強して心温まる作品をたくさん描いてもらいたいですね。







審査員奨励賞.jpg審査員奨励賞 津埜 蓮 「ディナー」

荒廃し失墜した未来、しかしそれを感じ理解出来ない未来人たち。怖いのは終末的な未来におののく人たちではなく、終末であることすら感じない人たちのいる未来だと伝わってきます。黒一色で細かいところまで作り込んでくれた、ペン画的な描写も素晴らしいです。





佳作①.jpg

佳作 西田 奈七子 「ひと休み」

デザイン的な構成力のある作品として選びました。全体に暗い宇宙のどこかの惑星のイメージですが、実は変化してしまった未来の地球ではないか、と思うことも出来る作品です。このままポスターに出来るような整理された構図と色彩が目を引きます。





佳作②.jpg佳作 石橋 咲 「あんな2人になりたいね。」

今回の作品の中ではたいへん珍しい、ほのぼの系のやさしい作品です。ある日常の一場面を切り取ったような安心感があり、絵本を見るようです。未来が世界観ではなく、人としての生き方を憧れとしたところに、この作品の存在価値があり、優しさを感じました。







佳作③.jpg佳作 小田 涼楓 「日常」

絵本や童話の挿絵のような作品です。描き方や色合いもやさしく淡いテイストの絵本的なイメージです。ローテクな未来を描いた作品も今回多く、やさしい静かな(昔ながらの)生活が人として大切ではないかと考えている高校生がいることに嬉しく思いました。風まかせでふわふわ浮いてる未来は素敵です。





佳作④.jpg佳作  杉原 菜月 「You're got mail.

手描きで描き込まれた作品です。少女を乗せたロボットの指に小鳥が留まっている作品ですが、タイトルからしてこの小鳥がメールを届けてくれたのでしょうか? 細部までしっかり描き込まれていて説得力があります。デジタルイラストも良いですが、エネルギーがほとばしり、情熱的な未来を感じさせる作品として選びました。





佳作⑤.jpg佳作 渡邊 聖 「薔薇色の未来」

たいへん上手なイラストです。描き慣れていてレイアウトによる見せ方も計算されています。薔薇色の中にブルーをもってくることで全体が締まって見えます。「薔薇色の未来」は希望あふれる未来の比喩で使われますが、そのままのイメージとして描き上げたアイデアと画力を評価しました。



みなさんのますますのご活躍をお祈り申し上げます。

また、最後になりましたが「弘兼憲史・徳山大学高校生マンガ・イラストコンテスト」を開催するにあたりご尽力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

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