ブランディング事業

2019/02/26

私立大学研究ブランディング事業シンポジウムを開催しました!

 2019年2月20日(水)ラーニングコモンズにて、学内外53名のご参加のもと私立大学研究ブランディング事業シンポジウム「しゅうなんの健幸(ウェルネス)と徳山大学ブランディング戦略」を開催しました。


 まず事業推進本部長の岡野啓介学長より「事業の趣旨と概要」について説明がありました。

本事業の趣旨は学長のリーダーシップの下、本学の特徴的な教育研究コンテンツである「健康スポーツ科学」と「福祉情報」を中心に、経済・ビジネス・心理学などあらゆる知的資源をフル活用し、周南広域都市圏の幼少期から高齢期までのあらゆる世代が「健幸(ウェルネス)」に暮らせるまちづくりに貢献することによって、大学のブランドを上げることです。

 また概要として、「生涯スポーツ」と「福祉情報」をキーワードに4つの研究テーマについて、その対象と内容を紹介しました。さらに4つの研究の成果によって「健幸(ウェルネス)度」がどのくらい上がったか、当事業を通して大学のブランドがどのくらい上がったかを評価する質問紙の紹介がありました。

IMG_1371.jpg


 次に各部門の活動・研究実績報告として、ブランディング推進本部副本部長の坂本勲准教授よりブランディング推進本部の組織体制と業務内容について説明がありました。

 平成30年度の活動内容として、ホームページやボード、パネルの制作、事業紹介リーフレットの作成、ケーブルテレビ番組制作、学内外イベントの広報、本シンポジウムの開催について紹介がされました。ブランディング推進本部の役割は4つの研究部門の取り組みを発信し、少しでも「健幸(ウェルネス)都市しゅうなん」の構築に貢献することだと強調されました。

IMG_1376.jpg

 「健康と生涯スポーツ研究部門」の実績報告について、瀬尾賢一郎准教授より説明がありました。まず周南市立徳山小学校との連携で、小学2年生の体育の授業でのACP(アクティブ・チャイルド・プログラム)の実践および効果検証について、運動有能感尺度を用いた検証結果が報告されました。実施前後で比較した場合、「身体的有能さの認知」に有意な向上がみられ、「統制感」がどの因子よりも有意に高いことが確認されました。

 さらに保・幼・小学校関係者を対象にしたACP講習会の実施、関連の論文投稿、学会での報告状況について説明がありました。

 最後に徳山小学校の子ども達による「ありがとうの会」でもらったプレゼントを紹介されました。

IMG_1379.jpg

 「介護予防と生涯スポーツ研究部門」の実績報告についても、瀬尾准教授より説明がありました。

 少子高齢化による人手不足や社会保障費の増大への対策として「介護予防」が求められている中、本学のスポーツ科学領域の知見を活かしてより積極的な心身の健康づくり「アンチエイジング」の立場から実施した「アンチエイジング運動教室」について報告がありました。

4種目の運動をサーキット形式で行うことでバランスよく体力を鍛えることができ、学生も運営に携わりました。また効果検証として、二次元気分尺度を用いて体験教室の実施前後で気分の変化を調べたところ、快適な心理状態へと移行したことが明らかになりました。

 次に周南市社会福祉協議会との連携事業として、鼓南地区社会福祉協議会の福祉委員を対象にした健康講座の実施概要について報告がありました。

IMG_1385.jpg

 「介護支援の充実と福祉情報部門」の実績報告について、梅野潤子准教授より説明がありました。

 社会福祉専門職へのICT活用に関するアンケート調査については、社会福祉施設や行政機関等に所属する社会福祉専門職292名を対象に実施され、調査項目の中から特に自由記述にみる社会福祉専門職の声を紹介されました。今後の課題として、アンケート結果の分析を進め、社会福祉専門職のICT活用の実態を明らかにし、調査結果を論文・学会発表を通じて広く公表するとともに、ICT活用に関する研修プログラムの試案作成を挙げられました。

IMG_1388.jpg

 「社会的・経済的効果グループ」の実績報告について、井出野尚准教授より説明がありました。

 大学ブランディングの進捗評価として、山口県内5地区の2,000人を対象にWEB調査を実施しました。質問項目として、あなたの街の「こども達のスポーツ参画と健康」「中高齢者のスポーツ参画と健康・介護予防」「福祉コミュニティ形成による生活支援・介護サービスの充実」「情報技術活用による生活支援・介護サービスの高質化」を尋ねたところ、3点の「どちらでもない」が多く、大きな特徴はみられませんでした。徳山大学の上記4つの取り組みの寄与度を尋ねたところ、5地区で差はなくこれをベースラインに周南・下松・光地区の数値を上げることが各部門に要求される課題として挙げられました。

 今後の展開として、幸福に関する先行研究から幸福の測定の問題点を指摘し、幸福感の潜在的測定として「線描による幸福イメージの測定」を提案されました。

IMG_1391.jpg


 次に、パネルディスカッションとして「しゅうなんの健幸(ウェルネス)と徳山大学ブランディング戦略~健幸都市しゅうなんの実現に何が必要か~」をテーマに、外部評価委委員で一般社団法人地域デザイン学会理事長の原田保氏、周南市立徳山小学校の中山理恵教諭、徳山大学から岡野啓介学長、福祉情報学部長の小林武生教授、瀬尾賢一郎准教授、梅野潤子准教授をパネリストに議論しました。

 これまでのイベントや活動を動画や写真で見ながら、実施側(本学)と協力機関(ステークホルダー)それぞれの立場で振り返る機会となりました。

 会場からも「体育の授業で連携させてもらえてありがたい」(徳山小学校校長)、「市としてもACPの指導者を増やして、子ども達に運動遊びを通して運動に親しんでもらいたい」(周南市文化スポーツ課)、「ブランディング事業が地域に浸透して、健康リテラシーが向上することで、生活習慣病の疾病予防にもつながると感じた」(周南市保険年金課)といったブランディング事業への期待の声をいただきました。

IMG_1397.jpg

平成29年度文部科学省 私立大学研究ブランディング事業 WELLNESS CITY SHUNAN
徳山大学が、新たな「地(知)の拠点(COC)」に認定されました<br/> 平成27年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」(文部科学省)
EQ教育プログラム
TUAL
地域 × 徳大
50周年に向けて
TOKUDAI SPOT MEDIA INFORMATION
地域ゼミPROJECT
「本学に入学を決めた理由」
「福祉で活躍するセンパイの想い」

TOKUDAI MOBILE & SMART APP