アクティブ・ラーニング

2019/08/26

アクティブ・ラーニング勉強会が開催されました(2019/8/19)

第11回アクティブ・ラーニング勉強会が開催されました。(2019/8/19)

 文科省AP(大学教育再生加速プログラム)事業の一環として、「第11回 アクティブ・ラーニング勉強会~高等学校における「探究」と高大連携の在り方~」が本学ラーニング・コモンズにて開催されました。

 これまでも本AP事業では年2回予定しておりますAL勉強会のうち1回を高大接続・高大連携をテーマに開催して参りました。今回の勉強会では、学内外から約50名の方々に参加いただき、高等学校における「探究」をキーワードに、高等学校における課題解決型学修(PBL)やアクティブ・ラーニング(AL)の実践状況や、探求・PBL実施を大学がいかに支援できるかについて理解を深めました。

 本学学長である髙田隆による開会あいさつの後、さっそく「高校生のPBL(探究)を大学はいかに支援できるか -桜ヶ丘高校での実践を手がかりに-」のタイトルで本学教員である大坂遊(徳山大学経済学部講師)・井出野尚(徳山大学経済学部准教授)の連名による講演が行われました。両教員が本学2年次必修のPBL入門科目「地域ゼミ」において2017年から継続している、山口県桜ケ丘高等学校の探究活動の支援についてこれまでの活動内容のほか、大学の授業の中での高校生のPBL支援における困難・課題や今後の展望について報告がなされました。

 講演において、課題解決の前段階となる「課題発見」や、課題解決を「提案」にとどめずいかに「実践」まで発展させるか、といった点の重要性が指摘され、高大連携PBLにおける大学(教員・学生)の果たすべき多様な役割が整理されました。課題解決の「成果」については、一般的な正解ではなく個別の状況に即した「最適解」を求めること、連携・活動の継続性が必要であること、学生・生徒にとっての活動の意義づけのための振り返り・省察の重要性が強調されました。

 講演後には、高大連携PBLによる生徒の進路への寄与についてや、PBL活動の評価の在り方についてなど活発な質疑応答が行われました。

 休憩をはさみ、熊本県立熊本北高等学校教諭であると同時に、アクティブラーニング型授業研究会くまもと代表でもある溝上広樹先生より「高等学校における探究活動と授業づくり」と題してご講演いただきました。高等学校における指導要領改正に「探究」がキーワードとなっておりALの重要性が高まっていることを踏まえて、授業へのAL導入についての先生自身がこれまでなされてきた工夫を中心にお話いただきました。

 探究活動においては、生徒の探究心を育むためのテーマ設定としてリフレクションの「玉ねぎモデル」を意識し、環境から信念・アイデンティティ・ミッションへとつながる振り返りを行うこと、ミーティングを可視化する工夫を行うことや、アウトプットとフィードバックを行うため発表の場を設けること、また、教員側もいかに生徒を支えるのか探究活動において目指す姿を共有することなどについてご説明頂きました。探究活動においては、生徒の関心と課題をいかにつないでいくかが重要であることが指摘されました。

 また、AL型の授業づくりについては、目標設定・振り返りにおける1枚ポートフォリオ、動機付けにおける看図アプローチ、解説におけるKP法、内容理解におけるジグソー法など、先生が実際に授業で活用されている方法を例を示しながら説明頂きました。また、評価基準から行動目標を作る「シングルポイント・ルーブリック」など、試行中の手法についてもご紹介いただきました。

 参加者同士の自己紹介や質疑応答などをペアやグループでのワークとして組み込まれ、まさにALを体現されるようなご講演となりました。会場とのやり取りにおいては、探究活動の活動人数や、ジグソー法の活用法、学外資源の活用法、問い立ての重要性等々について様々な質問や意見が出されました。高等学校だけでなく大学の授業にも活用できるアイデアや手法のつまったご講演となり、参加者全員にとって有意義な会となりました。

 ふたつの講演の終了後、本学経済学部長・AL推進委員長である河田正樹教授より閉会のあいさつが行われ、第11回AL勉強会は無事終了いたしました。

 本AP事業は今年度をもって終了となりますが、本事業の成果を広く地域に還元していくため、高等学校との接続・連携を意識した勉強会は補助事業終了後も継続して開催していく予定です。今後もどうぞご期待下さい。

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