徳山大学では、経済学部・福祉情報学部いずれの学部からでも、
「教職課程」を履修することで教員の道をめざすことができます。
取得できる教員免許状の種類も、中学校・高校の「保健体育」や高校の「福祉」「情報」、中学校「社会」、高校「地理歴史」「公民」「商業」など実に多彩。
大手資格予備校との提携による「公務員・教員就職対策講座」も
開講(本学学生は1年次無料)されており、先生という憧れの職業をめざす学生を手厚くバックアップします。


1.教員養成の理念

経済学部教職課程

 教員になるためには、「教育職員免許法」に基づき、教員免許状を取得しなければなりません。教員免許状は、文部科学省より課程認定を受けた大学で所定の単位を修得したものに対し、各都道府県の教育委員会が授与するものです。
 また、98年4月には「介護等体験特例法」が施行され、大学での単位修得(教育実習を含む)に加え、小・中学校教員免許状取得希望者に1週間の現場体験実習が課せられました。
 教職課程は将来教職につく意志のあるものを対象に開設しております。その意志がなく資格さえ取れればよいといったような安易な姿勢で免許状の取得を目指さないように強く望みます。
 本学の教職課程を履修した皆さんの中から、教育の場で活躍する人が多く輩出することを願っています。

(1) 徳山大学教職課程における教員養成に対する理念

  • 経済学部現代経済学科
  •  社会経済の動きに関する幅広い洞察力を備え、生徒のキャリア形成に貢献できる社会科・地理歴史科・公民科教員の養成を目指します。従来の基本的な教授法を習得した上で、さらに社会の情報化やグローバル化に柔軟に対応した教材づくりのできる教員を育成します。

  • 経済学部ビジネス戦略学科
  •  商業に関する専門的知識と技術を習得したうえに、商業コンテンツを開発することのできる戦略的思考の基礎を備えた商業科教員の養成を目指します。
     保健体育教育で求められる専門的な知識・技術を習得するとともに、健康・スポーツ分野においてマネジメント能力を備えた指導者の養成を目指し、課外活動においても指導力を発揮することのできる保健体育科教員を育成します。

(2) 徳山大学教職課程 各教科の教員養成に対する理念

  • 中学校社会科
  •  社会経済の動きに関する幅広い洞察力を備え、国際情勢や歴史認識に対する深い理解のもと、平和で民主的な社会づくりに貢献できる人間力のある社会科教員を育成します。

  • 高等学校地理歴史科
  •  社会経済の動きに関する幅広い洞察力を備え、世界の地域的特色や歴史的過程に対する深い理解のもと、持続可能な国際社会の形成に貢献できる人間力のある地理歴史科教員を育成します。

  • 高等学校公民科
  •  社会経済の動きに関する幅広い洞察力を備え、現代社会の政治経済に対する深い理解のもと、平和で民主的な社会づくりに貢献する人間力のある公民科教員を育成します。

  • 高等学校商業科
  •  商業の各分野に関する知識・技術を備え、ビジネスの諸活動を倫理的、創造的、戦略的面から指導できる人間力のある商業科教員を育成します。

  • 中学校保健体育科
  •  生涯にわたって運動や健康・安全の保持増進の実践力の育成と豊かなスポーツライフをマネジメントできる知識と指導力を身につけるとともに、協調性やコミュニケーション力等を備えた人間性豊かな保健体育科教員を育成します。

  • 高等学校保健体育科
  •  健康・安全や運動ならびに生涯スポーツに対する知識と実践的指導力を身につけるとともに、明確なビジョンのもとに専門性の高い指導力を発揮することができるマネジメント力と人間性豊かな保健体育科教員を育成します。


福祉情報学部教職課程

 教育職員免許状を取得しようとする者は、「教育職員免許法」に基づき、本学福祉情報学部人間コミュニケーション学科・福祉情報学科(人間コミュニケーション学科は平成24年度認可)に設置してある教職課程において所定の単位を修得しなければなりません。
 教員免許状は、文部科学省より課程認定を受けた大学で所定の単位を修得した者に対し、各都道府県の教育委員会が授与するものです。
 教職課程とは、将来教職につく意志のある者を対象に開設しています。その意志がなく"資格さえ取得すればよい" といったような姿勢で履修することのないように強く望みます。
 本学の教職課程を履修した皆さんの中から、教育の現場で活躍する人が数多く輩出することを願っています。

(1) 徳山大学教職課程における教員養成に対する理念

  • 福祉情報学部人間コミュニケーション学科・福祉情報学科
  •  社会福祉に関する専門的知識と技術を習得したうえに、情報機器の操作の基本を身につけた福祉科教員を育成します。
     情報に関する専門的知識とメディア・リテラシーを習得した上に、福祉に関する基礎的知識を身につけた情報科教員を育成します。

(2) 徳山大学教職課程 各教科の教員養成に対する理念

  • 高等学校福祉科
  •  社会福祉の理念と意義を踏まえ、福祉に関する専門的な知識や技術を習得し、福祉や介護機器の操作技術の指導ができる人間性豊かな福祉科教員を育成します。

  • 高等学校情報科
  •  情報に関する専門的知識・技術とメディア・リテラシー及び倫理観を備え、情報や情報技術を十分に指導できる情報科教員を育成します。


学部 学科 免許状の種類 免許教科
経済学部 現代経済学科(全コース) 中学校教諭第一種免許状 社会
高等学校教諭第一種免許状 地理歴史
高等学校教諭第一種免許状 公民
ビジネス戦略学科(全コース) 高等学校教諭第一種免許状 商業
ビジネス戦略学科
(スポーツマネジメントコース)
中学校教諭第一種免許状 保健体育
高等学校教諭第一種免許状 保健体育
福祉情報学部 人間コミュニケーション学科
(社会福祉コース)
高等学校教諭第一種免許状 福祉・情報
人間コミュニケーション学科
(情報コミュニケーションコース)
高等学校教諭第一種免許状 福祉・情報

※「福祉(高等学校教諭第一種免許状)」の免許状取得は、社会福祉コースの介護福祉専攻を除きます。
※教職課程の履修は2年次から始まりますが、質の高い教員を育成するため、1年次の成績や履修状況を考慮しながら事前に教職課程の履修者を選抜します。

2.学内組織

教職指導に係る学内組織として、教職課程委員会を組織し、教員養成に当たっています。

委員長石橋 孝明

副委員長前田 一篤

委員宇土 昌志 江﨑 和希 兼重 宗和 佐藤 英雄 瀬尾 賢一郎

 冨吉 繁貴 西山 健太 柚洞 一央 吉岡 剛

 小松 佐穂子 時津 裕子 松尾 静香 前田 瞬 渡部 明

教務課委員西 直正 飯田 聖子

3.カリキュラム

 各教員が有する学位及び業績並びに担当授業科目につきましては、各教員の名前をクリックしてください。

4.学生の教員免許状取得状況

徳山大学 教員免許状取得状況

 
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
平成
26年度
平成
27年度
中学・社会
1
4
2
6
4
中学・保健体育
14
16
21
21
33
高校・地理歴史
1
4
2
6
4
高校・公民
1
4
2
6
4
高校・保健体育
14
16
21
21
33
高校・商業
0
4
1
7
4
高校・福祉
1
1
0
1
0
高校・情報
0
0
0
0
0
合計
32
49
49
68
82
重複取得者を除く
免許状取得者数
16
24
24
31
38

5.教員への就職状況

平成27年度、本学卒業生1名が教員採用試験に合格いたしました。

<公立>

岡山県  1名(高等学校:工業)


本学卒業生の実績・・・卒業生の教職関連就職者数(平成27年度までの実績)

6.質の保証や向上に係る取組

○ 教職課程の特徴について

・教職課程の新たな取組

「教職実践演習」の時間を活用して、現場の先生方の教育実践をできるだけたくさん履修できるようにしている。本来は4年後期の授業であるが、3年生にも受講させ、現場の実践力を2年間かけて履修させている。

・実践的指導力を有する教員を育成するための取組

教育実習に必要な資質・能力を高めるために、3年後期に「教育実習基礎講座Ⅰ」を4年前期に「教育実習基礎講座Ⅱ」を開講することで、実践的指導力を養成している。

教職必修科目である人文地理学や自然地理学、地誌学では積極的にフィールドワークを実施している。 山口県内の3か所の離島でのフィールドワークを通して「地理学的なものの見方」を育成する実践や、高知県室戸市での地形の成り立ちと人々の暮らし をテーマとした実習などを通して、実行力のある教員の育成に取り組んでいる。
また、様々なハチミツの試食を通して味覚から日本列島の自然環境の特徴、その変化を考える授業を実施するなど、生きた授業を展開できる力を身に付 けさせようとしている。

周南市で取組まれている周南教師塾に希望学生を参加させ、実践的指導力を身につけさせている。(周南教師塾:中学校の先生が中心となり、1ヶ月に1回、研究会を開き、様々なテーマで研究会を開催、小・中・高の先生方が参加

○ 学校ボランティアなどの学校現場等での体験的な取組の充実について

・学校等との連携体制の構築

連携体制の構築とまではいかないが、学校等の要望に応じて、学生をボランティアとして派遣し、さまざまな体験を積ませるよう指導している。

(例)自学サポートプラン、運動会ボランティア(周陽中学校)

秋の遠足ボランティア(桜木小学校)

放課後子ども教室(桜木小学校、周陽公民館、遠石公民館など)

教員をめざす学生の学校体験制度への参加(山口県教育庁) など

   

その他、放課後子ども教室や桜木小学校遠足ボランティアの様子

・参加学生に対する支援体制の充実

学校ボランティア活動に参加する学生を対象に、「地域ゼミ」という地域仮題をテーマとする授業を受講させることで、授業の一環としてボランティア活動に取り組めるようにしている。

・部活を通じての小中学生指導の体験

教職課程学生が所属するさまざまな部活において、小中学生を招いての体験教育を実施しており、子供たちにそれぞれの競技のおもしろさや競技力向上のための指導に携わっている。

○ 教育委員会や学校等との連携について

・現職教員研修への支援

山口県教育委員会が作成している「県内教育関係大学研究者リスト」に本学の協力教員の氏名と協力できる内容を載せ、支援できる体制をとっている。

・学校現場が抱える教育課題等に関する共同研究の推進

地域連携センターを通じて、研究課題を募集し、仮題に応じて本学教員との共同研究を実施している。

(例1)保健体育(陸上競技短距離走)

新指導要領に適した教材を開発・実施し、生徒に学習内容がどのように定着したかを明らかにすることを目的とする。そのために、生徒が意欲をもって、自ら進んで取り組めるような授業形態の工夫を行ったり、生徒が理解しやすい授業を実施する。また、技能だけでなく、陸上競技に関する知識や態度に関する変化についても分析する。(富田中学校と本学教員との共同研究)

(例2)地理A

新南陽高校が行うフォローアップ研修に協力し、地理Aの担当教諭が行う研究授業を参観・コメントするとともに、担当教諭の参考となるような模擬授業を行う。その際、生徒の興味・関心を持たせる授業展開、資料集の有効な活用方法、教材・教具の使用、生徒への質疑応答に配慮・工夫した授業を行うよう努める。(新南陽高校と本学教員との共同研究)

(例3)環境科学基礎・課題研究・地域環境

田布施農工高校と田布施農業高校両校が文部科学省の指定を受けて実施している「環境のための地球規模の学習及び観測プログラム」事業に協力する。1年生の「環境科学基礎」、2年生の「課題研究」、3年生の「地域環境」の各授業において、ワークショップをはじめとする環境コミュニケーションの意義とその手法を理解させることを目的とした授業などを行う。(田布施農工高校・田布施農業高校と本学教員との共同研究)

(例4)主運動の技能向上と体力向上を意図した運動プログラムの考察

現在取組中(福川中学校と本学教員との共同研究)

・やまぐち教職ガイダンス

毎年12月に県の教育委員会から本学で「山口県の教育について」や「現職教員による体験談」について講習をしていただき、3年生、2年生に、教員になるための知識や心構えを教えていただいている。

○ その他

・実践的指導力を有する教員育成の取組の課題

本学の教職課程の学生は体育の教員免許を希望する者が大半であるが、同時に部活動にも力を入れており、授業と部活動で大半の時間が使われる状態にある。そのために、学校ボランティアを始め、実践的な指導力を付けるための時間が取れない。これを解決する方法として、「地域ゼミ」の活用を考えているが、ボランティア活動をする時間が十分に取れないのが現状である。活動時間の捻出が課題となっている。

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