大学概要

徳大からのメッセージ

建学の精神

本学は,「公正な社会観と正しい倫理観の確立」を建学の理念として誕生した公設民営型の大学です。大学は真理を探究するところです。真理とは,時代や立場などによってはかわることのない普遍のものです。社会は,さまざまな人々によって構成され,多くの利害や主張が対立しています。しかし,徳山大学に集う私たちは,時代や立場を超えた公平な社会観と,かわることのない人間としての生き方を求めつづけなければなりません。

教育理念

本学は,「魂の教育と個性の伸張」を旨とし,「知・徳・体」一体の人間教育を教育理念にしています。魂とは,志,信念のことです。日本を変えた明治維新は,ここ山口県の小さな私塾から始まりました。本学は,その吉田松陰先生の遺徳を顕彰する松陰会を置き,塾の模築を設置しています。松陰先生は,志をもって生きること,自分のことよりも,先ず国のことを考えるようにと教えられました。松陰先生の教育のもう一つの柱は,塾生それぞれの長所を伸ばすことにありました。現代の教育は短所を無くすことに重点を置いていますが,みなさんには,ぜひ自分の長所を伸ばしてもらいたいと考えています。それぞれが,自分の長所を最大限に活かすことが,地域や国を活かすことになるからです。

教育目標

「知・徳・体」一体の教育の目的は,人間力の育成にあります。知は,単なる学力ではありません。本質を見極める知性です。徳とは,多様な価値観を理解できる人間性です。体とは,直面する課題に,主体的に取り組むことができる実行力です。本学では,科学的な理論にもとづくEQプログラムを設けて,人間力の育成を支援するほか,人間力を実践的に育む場として,さまざまな課外活動や各国からの留学生との交流の場を設けています。大学四年間の生活を通じて養われる人間力は,単なる教室で得られる知識以上に,皆さんの財産になっていくはずです。専門科目のほかに教養としての総合科目がおかれています。専門から外れたこれらの科目こそ,実は大学教育になくてはならないものであり,人間力や創造力の形成に極めて重要な役割をもっていることも知っておいてください。

教育規範

本学は,「すべてを学生のために」を大学の規範としています。学生の皆さんが大学の主体であるということです。私は,「学生中心主義」といいかえ,皆さんの自己実現の支援を約束してきました。自己実現とは,与えられた環境のもとで最大限に自分を活かすことです。それには先ず,今,大学において自分の能力を極めなければなりません。好きな先生を見つけ,遠慮なく研究室をたずねてください。好きな研究テーマを見つけてください。小さなことにとらわれずに,自分の好きな仕事をみつけ,4年をかけて必要な資格に挑戦してください。徳山大学で「新しい自分を始めてください」。そして,4年後のキャンパスに「何かに一番の自分!」を見つけてください。入学された皆さんを心から歓迎するとともに,皆さんの挑戦を期待しています。「やればできます」。途中棄権をしないで頑張ってください。健闘を祈ります。

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